QLD州政府は、オーストラリア国籍または永住権をもたない人が居住用不動産(戸建て、アパート、住宅用更地)を購入する場合、これまでの印紙税に購入額の3%を上乗せして課税する法案を通過させました。この法律は本年10月1日より施行されます。
VIC州、NSW州でも既に外国人バイヤーに対しては印紙税が値上げされており、都市部で外国人バイヤーが不動産を買い占めて不動産価格が高騰し、現地のバイヤーが購入出来なくなり、市場が不安定になりつつある現状を改善することが目的とみられます。
QLD州では、オーストラリア国籍または永住権をもたない人が居住用不動産を購入する場合、本日(2016年8月3日)現在の印紙税は$12,425ですが、10月1日以降に売買契約書が結ばれた場合の印紙税は$24,425と約2倍になります。居住用不動産の購入を検討されている方は、9月30日迄に契約をされることをお勧め致します。
*今回の値上げは、商業用不動産(店舗、オフィスビル等)には適用しません。
詳しくは政府のウエブサイトをご参照ください。
https://www.qld.gov.au/housing/buying-owning-home/home-transfer-duty-concession-rates/