オーストラリアでは、ビクトリア州・ニューサウスウエルズ州・タスマニア州・サウスオーストラリア州・オーストラリア首都特別地域にて、Daylight Saving(サマータイム制度) が導入されています。
サマータイム制度は、日の出時刻が早まる時期に、時計の針を1時間進めることにより、夕方の明るい時間を増やし、太陽光の有効活用を目的とした制度です。オーストラリアでのサマータイムの開始は、毎年10月の第一日曜日。終了は、毎年4月の第一日曜日と決まっています。
2025年のDaylight Saving( 夏時間)の終了は、4月6日でした。ほとんどのデジタル時計は、午前3時の時点で、その時刻が午前2時に自動調節されます。要するに、1時間長くなる感覚で、日の出と日の入りは、前日よりも約1時間早くなり、朝は明るく、夕方は暗くなるのです。
ちなみにサマータイム時(10月ー3月)は、メルボルンと日本の時差は2時間、それ以外の時期(4月ー9月)は、1時間違いとなります。
以前住んでいたケアンズ(クイーンズランド州)では、サマータイムは導入されていませんので、その違いはよく分かりませんでしたが、メルボルンに引っ越して、夏時間がどのようなものか体感できるようになりました。
夏時間の終了日は、1時間得したように感じ、10月の開始日には1時間損をした感覚になるのです。
ということで、この夏時間開始と終了の日は、良くも悪くも(?)毎回少々調子がおかしくなります。壁にかけてあるアナログの時計を、うっかり調整をし忘れていると、「え?もうこんな時間だったの?」と焦ったりすることが、いまだにあります。
1時間違うと、空の明るさも、景色も少々違います
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