食とコーヒー文化も、一目置かれているメルボルン。今回は、メルボルン中心部から北に5キロほど離れた、ブランズウィックイースト(Brunswick East)にあるカフェ、SANIをご紹介します。
SANIは、シンプルでモダンな内装で、居心地のよい空間を提供してくれるカフェ。
そのウェブサイトには、以下のような記載があります。「地元の雰囲気にインスピレーションを得たインテリアと、多文化主義を讃える料理が満載のメニューで、周囲の環境に敬意を表しています」。その言葉通り、アジアをはじめ、中東や欧米の食材を合わせた、多国籍料理のメニューで楽しませてくれます。多様なメニューは、時々代わり、以前はお好み焼き風のものもありました。
先日、友人とシェアして食べた2種のお料理は、とても興味深かったです。
写真は「秋のサラダ」(AUTUMN SALAD $24)。
ローストされた数種類の根菜に、以下の3種類がドレッシング代わりのサラダ。タヒーニ(tahini;胡麻のペースト)をホイップさせたもの)。モロッコのディップ(moroccan zaalouk;茄子・トマト・ニンニクなどで作られたもの)。緑色のソース(schug;元は中東のパセリ等緑色のハーブとスパイスを合わせたもの)。一番上に散らばっている、松の実と揚げたキヌアが、よい歯応えを添えてくれました。
こちらは、「海から」(FROM THE SEA $29)と題された、サーモンの塩漬けの一皿。ハラペーニョの風味が微かにするクリームチーズが添えられています。外側がパリッとした美味しいバゲットと共にサーブされました。このメニューで、ケイパーベリィ(Caperberry)という食材に初めて出会いました。調べてみたら、地中海原産の植物だそうで、小さな種のようなプチプチしたものが、内部に詰まっている実です。
SANIは、コーヒーもこだわっていて美味しいですが、この日は、アイス抹茶ラテを戴きました。メルボルンのカフェでは、抹茶メニューを置くところが増えています。
二品とも、今まで知らなかったいくつかの食材に遭遇し、しかも美味しい。カフェというより、レストラン的なお料理を十分に楽しんだランチとなりました。
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