ケアンズを第二の故郷とおっしゃってくださる日本人ご夫妻がいらっしゃいます。富澤さんご夫妻は、2011年の福島の震災でそれまで暮らされていた家を無くされました。私が初めてお二人にお会いしのは6年前。当時70歳前半のお二人は「自分達は先が短いけれど、未来のある子供や孫たちには安全に住める場所を確保してあげたい」とケアンズへの移住も検討されていて、私も不動産をいくつか案内させて頂きました。
ビザの問題等でケアンズへの移住は諦められましたが、ケアンズの日本人有志の方たちが福島の被災者への募金を目的に始めたお神輿作りに参加され、朗らかで明るく前向きなお二人は、「ケアンズに住んでいる私達は、この日本の非常事態に何もできない」と無力感に苛まれていた多くの私達日本人を、逆に励ましてくださいました。お二人はたちまち街の人気者となり、今ではお二人をケアンズの父、母と慕う在住日本人も少なくありません。
そんなお二人が今年もケアンズに里帰りされ、滞在中のホリデーアパートメントに、パウチのオーナー恵子さんと私を夕食にご招待してくださいました。奥様の心のこもった和食の数々は、どれも大変美味しく、またお二人のオーストラリア国内でのご旅行や日本での生活の様子などのお話を聞くのが楽しくて、夜遅くまでお邪魔してしまいました。
今も震災の時のことが夢に出てくると仰る奥様、70年住み慣れた土地やご友人と離れる辛さは簡単に想像できるものではありません。それでも「震災の後、また新しい人生が始まった。ケアンズの人達に会えてよかった。ケアンズが私達を元気にしてくれた」と仰るお二人、その器の大きさに感服すると共に、お二人にはにいつまでもお元気で「第二の故郷ケアンズ」に帰ってきて頂きたいと心から思います。
お二人と出会えた事に、そしてお二人に元気を与えたケアンズに暮らし、そのケアンズを不動産を通して多くの方にご紹介できる今の仕事に、感謝です。
ケアンズから車で約3時間半、Laura(ローラ)という場所で2年に一度開かれるアボリジナルダンスフェスティバルへ行ってきました。
このお祭りは、北部クイーンズランドの様々な地域のアボリジニ達がローラに集い、それぞれの部族のダンスを披露するもので、観光用ではないダンスを見ることができます。
会場は赤土にユーカリの木などが茂るブッシュ。踊る度に赤土が舞い上がり、それがスモークのように見えました。
ローラにはアボリジニの壁画も残されていて、独特な空間が広がっています。自然美も美しく、特に空の青さは格別です。
観光ブックには載っていませんが、普通の乗用車で無理なく行ける場所ですので、ぜひお訪ねください。
日本では人気の旅行雑誌るるぶオーストラリア、今年の4月1日から販売が始まった最新版にDJスミスプロパティも広告を掲載させて頂いています。
オーストラリアの主要観光地を紹介しているるるぶオーストラリアは、オーストラリアへ旅行に来られる方にはぜひ手に取って頂きたいガイドブック。るるぶで事前に情報を得ていれば、オーストラリアでの滞在が更に充実したものになるでしょう。最新版のトップ頁はケアンズの紹介から始まっています。日本からの観光客数が増えているケアンズ。もっともっと多くの日本の方にケアンズに来て頂けることを期待しています。
4月1日より近畿日本ツーリストさんがケアンズに来られるお客様に配られる「ケアンズMiru Walker」に、DJスミスプロパティとNova Cityの広告を掲載させて頂いています。
日本からケアンズへ観光でお越しになる方にも、ケアンズの不動産をご紹介させて頂くことを楽しみにしております。
ケアンズの不動産のお問い合わせは、日本語でお気軽に。(電話+61 0488 005 958 Email:miho@djsmith.com.au)
ケアンズのローカル新聞Cairns Postと、オーストラリアで最も人気がある不動産情報インターネットサイトrealestate.com.auが共同開催した、不動産営業者のためのセミナーに参加してきました。朝8時から11時半までシャングリラホテルで開かれたセミナーには、ケアンズの不動産営業マン、営業ウーマンの多くがが参加していました。
不動産営業者のトレイナーとして有名な、Steve CarrollとTom Panosとのプレゼンテーションは、デジタルマーケティングの重要性やその取り組み方、今後の不動産営業者に求められること等、わかってはいてもなかなか実行できていない事や、全く知らなかった事など、大変勉強になる内容でした。今回学んだことをしっかりと咀嚼して、私達のサービスの更なる向上に繋げたいと思います。
ケアンズの不動産に関することは、日本語でお気軽にミホまでお問合せください。
TEL:0488 005 958 Email: miho@djsmith.com.au
今から3年前に弊社のバイヤーズエージェントサービスをご利用頂き、不動産を購入して頂いた日本在住のお客様が、とっても綺麗なお菓子を持ってオフィスに立ち寄ってくださいました。
ケアンズにお越しになる度にお土産を持ってきてくださったり、食事に誘ってくださったりと、いつも私達を気にかけてくださるお客様一家です。
不動産営業、管理は、プレッシャーやストレスも多い仕事ですが、お客様との素敵な出会いは、何物にも代えがたいこの仕事の報酬です。
頂いたお菓子は、繊細で美しく、そしてとっても美味しく、母国の桜を思い出させてくれました。
先週木曜日、Nova Cityディスプレイルームで、初の日本語内覧会を開催致しました。
定員を超える13名の方にお越し頂き、皆さん、ケアンズに出来る新しい街「Nova City」について興味深く説明を聞かれていました。
ケアンズ市内でこれまでにない規模の開発となるNova Cityは、オフィスビル1棟を含む、全7棟のガラスタワーからなる住居、オフィス、ショップの複合施設。1階のショップ、カフェ、レストランにはこれまでケアンズに無かった店舗等が入り、ケアンズ内外の人がNova Cityでショッピングや食事を楽しむ他、海外からの観光客も「ケアンズに来たからにはNova Cityへ行かなくては」という新しいケアンズの顔となります。Nova Cityは不動産開発というより都市開発。ケアンズを世界の舞台に押し上げるNova City、ぜひ皆で創り上げていきましょう。
2020年完成予定の第一棟Nova Light(ノヴァ・ライト)を現在分譲販売中です。
Nova City現地ディスプレイルームにて日本語でご案内致します。お気軽にご予約ください(ミホ +61 488 005 958 miho@djsmith.com.au)。
Nova Cityの詳細はこちらまで。
一年前に、クイーンズランダーとよばれる戸建てから、集合住宅に引っ越しました。二階建てのユニットが隣接して並ぶタウンハウスというスタイルで、各戸に小さな庭(12m2くらい)がついています。この私の小さな庭で、パイナップルが出来ました。パイナップルは、マーケットでパイナップルを買って食べた後、茎の部分を地植えしたら生えてきたもの。簡単に育つのでお薦めです。狭い庭でもトロピカルな植物やフルーツ栽培を楽しめる、ケアンズの気候に感謝です。今の時期は暑いけど・・・。
先日契約が入ったお宅の決済(Settlement)を前に、買主さんが新しいフロアーリングの見積もりを取られるのに立ち会わせて頂きました。決済日を境に、家の所有権が買主に移ります。
これまでのオーナーの愛情が感じられる素敵なお家が、新しい方達に引き継がれ、違う家族の新しい生活がここで始まります。
「決済が待ちきれない!」と嬉しそうにおっしゃる買主さん。「良い方に買って頂いたなぁ」「ここで、また別の家族の幸せな暮らしが始まるのだなぁ」としみじみと思いました。
終わって外に出ると、それまで降っていた雨が止み、庭の緑が鮮やかに見えました。
今週末は雨の予報のケアンズ、皆さま良い週末をお過ごしください。
3泊4日でメルボルン(Melbourne)へ行ってきました。ケアンズからメルボルンまでは飛行機で約3時間半。人口約15万人のケアンズに比べると人口約400万人のメルボルンは大都会に感じられます。
ホテルのベランダから撮った写真。古いオフィスビルのルーフトップもオシャレに活用されているところがメルボルンらしい。
メルボルンはグルメ、スポーツ、ファッションの街として知られていますが、音楽や舞台芸術も盛んな街。今回は街の中心にあるRegent TheaterでミュージカルCatsを鑑賞しました。
またメルボルンはガーデンシティーとしても有名で、街の至るところに公園があって、市民や観光客が思い思いに時間を過ごしています。
市内中心部のトラム(路面電車)は無料で、現在24時間運航されています。旅行者も気軽に街の中を探索できます。メルボルンのイベント探しは以下のウエブサイトが便利(英語ですが)。
http://www.thatsmelbourne.com.au/Pages/Home.aspx
同じオーストラリアといえども、ケアンズとはまた全く異なる魅力があるメルボルン、お薦めの旅行先です。